日誌

生徒の皆さんへ2

 新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業のため、長期間に渡り感染症拡大防止に協力してくれていることに感謝します。皆さんの協力のおかげで、ようやく学校再開へ向けての道筋が見えてきました。

 これだけ長期間、学校を離れていると、学校で勉強することが如何に有意義で楽しいことであったかを実感しているのではないでしょうか。

 一人で勉強していても知識を向上させることは出来ますが、先生から教えてもらい、仲間と相談しながら学び合うことによって、知識や経験の幅は大きく広がっていきます。ましてや、本校は工業高校ですから、実習等を通じて様々な実体験を積み重ね、教科書だけでは得られない貴重な経験をしていくことは、何よりも大切なことです。それが始まるまでの間は、前回も書きましたが、自分たちが出来ること、やらなければならないことを、粛々と行うようにしてください。

 また、学校再開後は、「新しい生活様式」を心掛けていかなければなりません。自分は大丈夫だ、自分には関係ないという利己的な考え方では、これからの学校生活、社会生活は送っていけません。周囲の人達に配慮し、社会不安を低減させられるような利他的な精神を持ってください。これは、周囲の人に敬意を払い、尊敬・尊重する「リスペクト」の考え方と同じです。

 皆さんは、今回の臨時休業等を経験して、自分達が社会や世界を構成している大切な一人であることを実感したと思います。皆さんの行動次第で、世界が良い方向にも悪い方向にも進んでいきます。一人一人が冷静に考え、利他的な精神を持って行動することが、周囲への「リスペクト」に繋がり、社会が安定していく方向に向かって行くはずです。毎日学校に来て勉強や部活動をしているだけでは気づくことが出来なかったことに気がつくことが出来たのであれば、この臨時休業期間は決して無駄ではなかったと思いますし、むしろ、貴重な時間だったと言えるのではないでしょうか。

 学校再開後、元気な皆さんと会えることを楽しみにしています。